2011-09-12

9.11

久々の更新です!(汗)


TV等でも例年以上に大きく取り上げられているように、
昨日で9.11から10年が経ちましたね。


アメリカが破壊されかけた日…
あの日ニュースで倒壊するビルの映像を見たとき、
一体それが何の映像で、何が起きていて、
さらに実際の映像なのか何なのか、
とにかく訳が分からずに呆然としていました。


その当時10歳だった私にとって、「テロ」も「ハイジャック」も
ほとんど生まれて初めて耳にする言葉だったので、
混乱する中で少しずつ伝えられる情報を聞いていても
理解できずにいたのを覚えています。


それから数日後でしょうか。
ニュースで事件発生時の映像が流される一方、
事件発生後現在の映像も流れていました。


瓦礫と埃と悲しみと沈黙に包まれるNYの街と市民。
全てが破壊されたかのような、まるでかつての戦場のような光景。
でも、そこに人々の温かさと希望と助け合いの心を
確かに見ることができました。


子供ながらに、それら事件後の映像を見ながら
物凄く心に訴えるような何かを感じていたのを
今でも鮮明に覚えています。


それが、私がNYを大好きになり、憧れ始めたきっかけです。
9.11で犠牲となってしまった人たちのために
何かできることがないか、何かしなくては、
そんなふうに思い続けていました。


それから、9.11に関する本を読んだりネットで調べたり、
いろんな陰謀説を読み漁ったりしていました。
いや、未だにしていますね、これは。


そして…この10年を経て約1ヵ月後の来月、
とうとうNYに行くことになったのは、
何かのめぐり合わせに違いない!と1人で思っていますw
(普通の計画した旅行ではないので)


過去にも何度かあったと思いますが、
この10年も「激動の時代」と呼べるのではないでしょうか。
あるいは、10年前から激動し続けているとも…


犠牲者を増やすだけの無意味に思える攻撃をしても、
事件の指導者たちを消し去っても、
平和になるどころか、さらに危険になっています。
報復には必ず報復が、さらに大きな力を伴って返ってきますから。


とは言え、そんなことを個人単位で言ってみても
何の解決にも結びつきませんよね。
どうしようもなくやり切れない気分になりますが、
ほんと、どうしようもないです。


不安定な状態が続くのは何も世界的な問題だけではありませんね。
日本の政界も、一体いつになったら安定を取り戻すんでしょうか…


どうか次の10年が今よりもましになりますように。
そして、9.11の犠牲となってしまった方々のご冥福をお祈りします。